皆様こんにちは!
なかなかブログ更新更新出来ず申し訳ございませんm(__)m
2月から本格的に24春夏コレクションが続々入荷しているなか、たくさんご紹介したい商品があるのですが、なかなかブログまで手がまわらずで、、、
今日は気合い入れてTamme(タム)の新作発売日にブログ更新いたします!!
ということで
今回のご紹介するのは
【2024 spring/summer Tamme collection】
です。
今回24SSのテーマは
"nuances"
この"nuances"のテーマコンセプトについて詳しく説明したいのですが、長々と長文の為割愛させてもらい、このブログの最後に載せておきます。
では商品紹介いたします。
過去数シーズンで作成してきた硬質なイメージを変化
ミリタリーウェアで使われるカモフラージュ柄をTammeが得意
また、
Royal Air Force スーツフライングMK4のディテールを再構成したスウェットフ―ディー。
脇にスラントポケットあり。
後身頃を展開し、ウエストにボリュームを持たせたバックコクーンシルエット。
ウエストベルトでシルエット調整可能。
ブリーチデニムで再構成した、Royal Air Force MK3。
スタンドカラーで着用可能。
上記商品は本日発売(2/22)となる商品で、昨シーズン共に人気好評商品のシリーズですので、是非チェックを!!
フーディはすぐ完売しそうです\(^_^)/
続いてはおすすめアイテムをご紹介!
60Sコールドウェザパーカーのディテールを再構成したイギリス軍チェルシーホスピタルジャケット。
前あきは、ドット釦、ファスナー、釦の3種類のあきが混在する。
ホスピタルジャケットと呼ばれるイギリス陸軍が病院で制服として運用していたものを、ブランドならではの解釈で再構築されたアイテムです。前身頃に施された多数のボタンやクレイジーパターン、シルバージップ等、ミリタリーへのリスペクトと独自の発想を上手く融合させた唯一無二のアイテムに仕上げられています。
テーラードジャケットのディテールを再構成したRoyal Air Force MK3。
スタンドカラーで着用可能。
裾ドローコードあり。
MK3と呼ばれるイギリス空軍が航空機やヘリコプターに乗る際に着用していたテーラードジャケットをブランドならではの解釈で再構築されたアイテム。
袖に施されたブランドのアイコニックにもなっているストライプの裏地や、クレイジーパターン等、ミリタリーへのリスペクトと独自の発想を上手く融合させた唯一無二のアイテムに仕上げられています。
上記2点はNOWALLおすすめジャケットです。
是非こちらもチェックしてください。
※各商品をタップしていただければ各商品ページにとびますので、気になる商品は商品画像をタップしてください。
どうですか???
今回のTammeすごくカッコよくないでしょうか?
24SSラインナップではNOWALLかなりのイチオシです。
次のリリースも楽しみにしてください。
次の入荷は半袖系やシャツ系となります。
そちらも非常にカッコよくおすすめとなりますので、またの機会にご紹介させていただきます。
ではこのへんで!
最後に24SS Tammeのテーマコンセプトだけ記載しますので、こちらもご覧になってください。
"nuances"
デザイナーが見出す主題は常に、歴史の探究、嗜好の再発見、衣服の構造の再考を介した Tamme の中枢にある “既存の更新” というステイトメントと結びついてきました。デザインのオブジェクト(対象)の中軸には、ア イテムの基となる要素や形式、伝統性を内包したスタンダードやオーセンティシティを象徴する̶̶たとえば、 ミリタリーウェア、テーラードといった “既存の制服” にあります。
24SS で、Tamme の軸をことさら、「(視覚的には)硬質なもの」だと捉え直したデザイナーは、「複数のものが 混交し、一方向に流れる時間軸」と呼応する、「ひとつの物語的」な可能性の中に “考え方” や “作り方” を探 求していきました̶̶彼のビジョンは “柔らかさ” を Tamme に加えるという選択に至ったと言います。「特に ルックのあり方を介して “柔らかさ” を可視化することで、硬質な Tamme の衣服が持つニュアンス̶̶24SS では、1960 年代のカルチャー、アイテム、形式、印象にみられるような “相反性の共存” によって生まれる余 白や軽さを表現し、今一度 Tamme の衣服を説明したかったのです」
それは、ある一着の “ひとつの表情” として硬質に見えようとも、重層的で奥行きのあるデザインと、着用者 の態度によって「流動的に着ることができる」というアイデアにも濃縮されています。これは単に複数の着方 ができることや、ショート丈とロング丈の明瞭なレイヤー、ルーミーなボリューム、後ウエストにポイントを おいたバックコクーンシルエットに表れているだけではありません。
たとえば、生地と生地̶̶または、生地と身体の重なりや透過について: 点描のようなマイクロダットパター ンと、ピンストライプウールやシアー素材にのせた生地とプリント、ブークレ糸と細番手糸の相反する糸で形 成され、裏地をモチーフにしたシアーなオンブレストライプ。これらは、性質の変化や輪郭のぼやけ(柄、構 造)を活かした無骨さと優雅さの共生にみられるコントラスト豊かな “柔らかさ” といえます。素材のみなら ず、ブランドにおけるベーシックな黒やグレーを中心としたカラーパレットから、軽やかな色相にシフトした こともまた、SS24 をユニークにしています。
さらには衣服のディテールが崩れることの確信や意図、もしくは “柔らかさ” の付与: 身頃から裁ち続くポケ ットやタブなどは、普段ならマチで囲むところを身生地から繋がる部分を多くしたパターンワーク等をもって、 今まで以上につながった構造を持ち、ディテールが分断しないようにファスナーはムシ隠しにされています。 ミリタリーウェアの印象をもたらすファスナースライダー。または、丸紐や平紐を、長く垂れるスエードテー プに置き換えることで、装飾的優雅さや女性性、奥行が付加され、ディテールそのものの性質が変化していく。
Tamme のデザイナーにとって、衣服を作ることは、「世の中と密かに繋がるためのツール」であり、メディウム (媒体)でもあると言います。彼の服作りは、玉田達也がクリエイションとデザインを介して社会と時代を眺望 してきたことの現れであり、それらがブランドに浸透し、衣服を通じて他者に伝達されていくことを叶える唯一 の手法でもあるのです。SS24 のあらゆるプロセスを介した内省は、いくばくか “不自由さ” の自覚とともに、 過去のコレクションへの「本質的で直接的な問いかけ」となっていきました。そして、シーズンコンセプトに “アティチュードの更新” を掲げたことはブランドヒストリーにおける前進的価値とも言い換えることができます。